大砂嵐 断食中でも白星「おなかもすいてない」

[ 2012年7月23日 06:00 ]

大相撲名古屋場所千秋楽

(7月22日 愛知県体育館)
 エジプト出身でアフリカ大陸から初の力士となった西序二段8枚目の大砂嵐(20=大嶽部屋)がイスラム教の慣例「ラマダン」(断食月)期間中に初めて相撲を取った。

 西序二段3枚目の北勝花(24=八角部屋)を右すくい投げで破って5勝目をマーク。「蜂窩(ほうか)織炎で足が痛くて全力じゃないが、良かった」と笑顔を見せた。20日からはラマダンが始まって日中は水も飲めないため、この日は午前2時半に水を飲んで寝たという。「おなかもすいてない」と満足そうに話した。

続きを表示

2012年7月23日のニュース