北島、ゆったり1時間 競泳五輪会場で初練習

[ 2012年7月21日 20:40 ]

 競泳日本代表が21日、ロンドン五輪会場の水泳センターで初練習し、男子平泳ぎで3大会連続2冠に挑む北島康介(日本コカ・コーラ)は約1時間ゆったりと水の感触を確かめ「五輪を楽しむための準備はしてきたつもり。4度目の五輪だけに、気持ちは落ち着いている」とリラックスした表情で話した。

 水泳センターは1万7500人収容で、波のようにうねった形の天井が特徴的なコンパクトな室内プール。男子200メートルバタフライで金メダルを狙う松田丈志(コスモス薬品)は練習前にプール周りを歩いてイメージを膨らませたそうで「スタンドが近い印象で、観客の表情まで見えると思う。(感動で)泣かせたい」と意気込んだ。

 会場スタッフによると、水温は26~26・5度。日本代表が合宿などで使う国立スポーツ科学センター(JISS)のプールとほぼ同じ設定で、男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は「水温がちょうどよく、天井も高過ぎないので泳ぎやすい」と好印象を口にした。(共同)

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