添田 錦織を圧倒!初対決でストレート勝ち「失うものなかった」

[ 2012年7月21日 09:34 ]

シングルス準々決勝で錦織圭(右)を破った添田豪

 男子テニスのアトランタ・オープンは20日、米アトランタでシングルス準々決勝を行い、同じロンドン五輪代表で世界ランキング54位の第8シード、添田豪(空旅ドットコム)が同19位の第3シード、錦織圭(日清食品)を6―2、6―1で破り、準決勝に進んだ。ツアー初対決を制した添田は1月のチェンナイ・オープン以来の4強入り。

 添田は初の決勝進出を懸け、21日にジレ・ミュラー(ルクセンブルク)と顔を合わせる。

 添田は動きの鈍い錦織に対し、第1セットを2―2から4ゲーム連取で奪うと、第2セットも1―1から5ゲーム連取と圧倒した。

 ▼添田豪の話 彼(錦織)の方がランキングも上だし、背負うものが大きかったと思う。僕の方が向かっていく気持ちがあったし、失うものもなかったのでいつもよりいいプレーができた。次の試合を勝ってベストキャリアを築きたい。

 ▼錦織圭の話 全くボールが入らず、感覚がつかめない状態だった。特にバックハンドとサーブ。(添田との対戦は)重圧は感じなかったが、いいプレーができなかった。けがをして戻ってきたばかりで、まだ自信が戻っていない。(共同)

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