遼、またも後半崩れた…通算6オーバーで予選落ち

[ 2012年7月21日 06:00 ]

1番 第1打を放つ石川

USPGAツアー 全英オープン第2日

(7月20日 英国リザムセントアンズ ロイヤルリザム・アンド・セントアンズ=7086ヤード、パー70)
 初日出遅れた石川にとっては、予選通過のためにアンダーパーが求められるラウンドとなった。しかし、2番では2メートルのチャンスを決められず、4番でも5メートルのチャンスを生かせなかった。

 6番パー4では2打目をバンカーに入れたものの、1・5メートルのパットを沈めてピンチを切り抜けた。早くバーディーの欲しい展開ながらもじっと息を潜めてプレーした。同組のトム・ワトソン(62=米国)も石川にはエールを送っていた。10年の全英オープン以来、2年ぶりの同組ラウンド。初日のラウンド後に「彼には残念な一日だっただろう。練習場に行って、スイングを把握し、悪いスイングが翌日に再び出ないようにすること。これが進歩していく方法だ」とミスを克服する重要性を語った。メジャー5戦連続予選落ち危機の石川にとって、ワトソンの言葉を実践できるかが予選通過のカギだった。

 耐えていた石川は、7番パー5でこの日初のバーディー。さらに9番パー3でもバーディーを奪い、通算2オーバーまで挽回。しかし、上昇気流をつかむことはできなかった。10番のボギーは11番で取り返したが、12番パー3で痛恨のダブルボギー。13番、16番もボギーを叩き、2日目は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72。初日からスコアを2つ落とし、通算6オーバーで、予選落ちとなった。

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