1分26秒!白鵬、大熱戦制し「やりがいあった」

[ 2012年7月21日 06:00 ]

把瑠都(左)を上手出し投げで破る白鵬

大相撲名古屋場所13日目

(7月20日 愛知県体育館)
 23回目の優勝を狙う白鵬は1分26秒8に及ぶ把瑠都との大熱戦を制し、全勝を守った。

右四つがっぷりに組むと強烈な引きつけ合いを繰り返し、最後は相手が寄ってきた力を利用して左上手投げ。「やりがいがありました。盛り上がったんじゃないですか」。取組前には“内弟子第1号”の山口が幕下優勝を果たして来場所の十両昇進を確実にしたこともあり、表情は充実感にあふれていた。

 同じく全勝の日馬富士との大一番が千秋楽に組まれることがこの日、正式決定。大関と横綱による全勝同士の相星決戦は過去に1度もなく「いいことだね」とニヤリと笑った。白熱の展開となったマッチレースについて「僕は慣れてますから」と第一人者として余裕をのぞかせた。

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