「ようやく来た」と内村 体操男子、仏から英入り

[ 2012年7月18日 23:18 ]

 ロンドン五輪の体操男子で複数の金メダル獲得を期待される内村航平(コナミ)ら日本代表5選手が18日、事前合宿地のフランスから高速鉄道「ユーロスター」でロンドンに到着した。チームは選手村に入り、19日から最終調整する。

 グレーのジャケット姿の内村は、セントパンクラス駅のホームに飾られた巨大な五輪マークを見つけると早速、記念撮影。「フランスではうまく調整できた。ようやく来たという感じ。会場に行けば気持ちは上がってくる」と笑顔で話した。

 2004年アテネ五輪以来の団体総合制覇を目指す日本男子は、12日に日本を出発してフランス北東部のアルクに入り、日本製よりも硬いフランス製器具への対応を図った。開幕翌日の28日に予選を控え、25日には本番会場で公式練習がある。

 エースの内村は五輪会場で開催された09年世界選手権で個人総合の初優勝を飾り、昨年は史上初の3連覇を達成した。五輪では種目別の床運動でも優勝候補に挙がっている。

 14日からロンドン市内で合宿していた田中理恵(日体大研究員)ら女子代表5人も、選手村に移った。(共同)

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2012年7月18日のニュース