日馬富士全勝守った 苦手な琴奨菊下し満足顔

[ 2012年7月18日 06:00 ]

日馬富士(左)はすくい投げで琴奨菊を下す

大相撲名古屋場所10日目

(7月17日 愛知県体育館)
 日馬富士は琴奨菊をタイミングのいい投げで転がし、全勝を守った。立ち合いで左を差すと間髪入れずにすくい投げ。相手の生命線である左を差させないよう右脇をがっちり固め、一瞬で勝負を決めた。

 過去の対戦成績13勝25敗の苦手に快勝し「まわしは取れなかったけど、中に入ればすぐに投げようと考えていた。いつも速い相撲を心掛けている」と満足顔。11日目に対戦する稀勢の里はライバルと公言しているだけに「楽しみな一番。集中して自分の相撲を取るだけ」と表情を引き締めていた。

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2012年7月18日のニュース