土井杏南 小5で陸上始め16歳で夢舞台 憧れは北島康介

[ 2012年7月4日 08:02 ]

400メートルリレーの代表に選ばれた土井杏南
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 日本陸連は3日、世界ランキングの上位16カ国・地域が出場資格を得るロンドン五輪のリレー種目について、女子400メートルリレーで出場が決まったと発表。リレー要員の女子高生スプリンター・土井杏南(16=埼玉栄高)は正式に五輪代表となった。

 まだ陸上を始める前、小学3年の時にアテネ五輪の競泳平泳ぎで2冠を達成した北島康介の雄姿をテレビで見て、夢舞台に初めて触れた。

 「北島さんは凄く強くて感動した」。あれから8年。小学5年で陸上を始めた少女は、16歳という若さで夢切符を手に入れた。「北島さんみたいに、強くて速い選手になりたい」。100メートルの五輪参加標準記録を突破できず、目標だった個人種目での出場はかなわなかったが、リレーメンバーとして完全燃焼する。

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2012年7月4日のニュース