新弟子検査2人体格基準通過 ともにレスリング経験者

[ 2012年7月3日 06:00 ]

新弟子検査で1メートル78とパスした佐々野(左)右は玉ノ井親方(元大関・栃東)

 大相撲名古屋場所(8日初日、愛知県体育館)の新弟子検査が2日、名古屋市内の中日病院で行われ、佐々野直登(20=錣山部屋)と有島正樹(21=陸奥部屋)の2人が体格基準(1メートル67、67キロ以上)をパスした。

 1メートル78、106キロの佐々野は埼玉の高校を1年で中退し18歳からレスリングをはじめたが、知人の紹介で知り合った元小結・三杉里の岡本公似氏から角界入りを勧められ、決意。「プロでもっと強くなりたい。横綱の白鵬関のようになりたい」と大きな目標を掲げた。また、日大レスリング部に所属していた1メートル84、125キロの有島も「2年以内に十両に上がりたいです」と力強く話した。合格者は内臓検査の結果を経て初日に発表される。

続きを表示

この記事のフォト

2012年7月3日のニュース