200個メはフェルプスV「また1番に戻れてうれしい」

[ 2012年7月2日 06:00 ]

 競泳の五輪代表選考会を兼ねた全米選手権は30日、ネブラスカ州オマハで6日目の競技を行い、男子200メートル個人メドレー決勝では、この種目で五輪3連覇を狙うマイケル・フェルプス(27)が世界記録を保持しているライアン・ロクテ(27)を100分の9秒差で下して優勝。ロクテは200メートル背泳ぎ決勝では1位となった。女子800メートル自由形予選に出場したジャネット・エバンス(40)は9分1秒59で53位に終わり、4大会ぶりの五輪出場はならなかった。

 男子200メートル個人メドレーは最初の2種目(バタフライ→背泳ぎ)までフェルプスとロクテのピッチはほぼ同じだったが、最後の自由形で勝負が決まった。この日が27回目の誕生日となったフェルプスは「また1番に戻れてうれしい」と、今大会で2勝1敗となったライバル対決に満足そうな表情。このあとの100メートルバタフライ準決勝は51秒35の全体トップで突破し、1日の決勝ではロクテとの4度目の対決に挑むことになった。

 【男子】▼200メートル個人メドレー決勝 (1)フェルプス1分54秒84(2)ロクテ1分54秒93(3)ドワイヤー1分58秒92

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2012年7月2日のニュース