鶴竜 父と縁ある名古屋大でモンゴル人留学生へエール

[ 2012年6月30日 06:00 ]

 大相撲の大関・鶴竜(26=井筒部屋)が29日、名古屋市千種区の名古屋大を訪れ、名古屋場所(8日初日、愛知県体育館)での奮闘を誓った。

 父・マンガラジャラブさんが勤務するモンゴル科学技術大は名大と提携関係にあり、構内で開催中のモンゴル展に親子がそろって招かれた。父子は08年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英特別教授らの歓迎を受け、懇談会では「一生懸命に頑張ればいいことがある」とモンゴル人留学生にエールを送った。

 15歳の若さで単身、来日し、大関まで出世した姿に感銘を受けた同大の浜口道成総長は「(講演で)その心を日本の学生にも伝えて」と要望。鶴竜は「(名古屋場所では)強い気持ちで臨みたい」と土俵上で結果を出すことを誓った。

続きを表示

2012年6月30日のニュース