男子1600メートルリレーの日本 五輪出場へ記録伸ばせず 

[ 2012年6月29日 19:14 ]

 陸上のオセアニア選手権は29日、オーストラリアのケアンズで行われ、男子1600メートルリレーでロンドン五輪出場を目指す日本は、高瀬慧(富士通)金丸祐三(大塚製薬)東佳弘(関大)中野弘幸(愛知教大大学院)の候補メンバーでオープン参加したが3分6秒90にとどまり、五輪出場に向けた現在の持ちタイムに遠く及ばなかった。

 リレー種目の五輪出場権は、国際陸連が7月3日に発表するランキングで上位16カ国・地域に与えられる。6月25日発表の最新ランキングで日本は15位にいる。

 ▼金丸祐三の話 タイムは悪かったが、前向きにとらえるしかない。今回が底辺だと考え、これからどう上げていくかが大事だ。

 ▼高瀬慧の話 (日本選手権直後の)難しい時期なりに何とかなると思ったが、気持ちが乗りきれなかった。自分のペースをつかみきれなかった。

 ▼東佳弘の話 最後にスタミナが残っていた。もっと走れたかなと思う。前半をもっと積極的に走る展開にしていく必要があると感じた。

 ▼中野弘幸の話 コーナーの入り口と出口のカーブがきつかった。コーナリングが苦手なので、バランスを崩してしまった。(共同)

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2012年6月29日のニュース