白血病で闘病 レスリング長島「支えがあって克服できた」

[ 2012年6月29日 17:33 ]

双子の兄正彦さん(左)と肩を組みポーズをとる、白血病治療中のレスリングの長島和幸

 2010年広州アジア大会のレスリング男子フリースタイル74キロ級銀メダリストで、白血病を治療中の長島和幸(30)=クリナップ=が29日、東京都内で記者会見し「苦しい時もあったが、いろいろな支えがあって克服できた」と感謝の気持ちを語った。

 ロンドン五輪代表を目指して練習していた昨年9月に急性骨髄性白血病と診断された。ことし2月に双子の兄正彦さんから骨髄を提供され移植を受けた。3月には退院して社会復帰に向けたリハビリを続け、軽いジョギングができるまで回復したという。

 将来的には「指導者としてレスリングやスポーツの発展に関われたら」と希望を話し、レスリングのロンドン五輪代表に「金メダルを取ってほしい」とエールを送った。

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2012年6月29日のニュース