波乱!ナダル2回戦で消えた…世界ランク100位に敗れる

[ 2012年6月29日 08:00 ]

男子シングルス2回戦で、ルカシュ・ロソルに敗れたラファエル・ナダル

 テニスのウィンブルドン選手権第4日は28日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス2回戦で四大大会11勝を誇る第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界ランキング100位で本戦初出場の26歳、ルカシュ・ロソル(チェコ)に7―6、4―6、4―6、6―2、4―6で敗れる波乱があった。

 全仏オープン覇者のナダルの四大大会2回戦敗退は、欠場を除くと2005年のウィンブルドン以来7年ぶり。

 添田豪(空旅ドットコム)は第9シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に2―6、3―6、6―1、4―6で屈した。デルポトロと第19シードの錦織圭(日清食品)が3回戦で対戦する。

 女子ダブルスのクルム伊達公子(エステティックTBC)藤原里華(北日本物産)組は1回戦で敗れ、日本女子はすべて敗退した。女子シングルス2回戦で2連覇を目指すペトラ・クビトバ(チェコ)は順当勝ちした。

 ▼添田豪の話 最初から相手にしつこく食らい付いていこうと思った。第2セットの途中で諦めずに、第3セットは取れるという気持ちを持てたことは今後につながる。

 ▼クルム伊達公子の話 (左脚のけがが)再発なく戦い抜けた。勝てなくて残念だが、ひと安心。相手のペアは堅実で、穴がなかった。

 ▼藤原里華の話 (クルム)伊達さんがコートに立てるなら、一緒にやりたいと思った。リターンを攻撃することに転換できていれば面白いと思ったが、そうさせてもらえなかった。(共同)

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