女子400メートルリレー 五輪へ記録アップならず 

[ 2012年6月28日 17:20 ]

陸上のオセアニア選手権の女子400メートルリレーにオープン参加し、44秒39にとどまった(左から)土井、高橋、福島、佐野

 陸上のオセアニア選手権は28日、オーストラリアのケアンズで行われ、女子400メートルリレーで1964年東京五輪以来48年ぶりの出場を目指す日本は、土井杏南(埼玉栄高)高橋萌木子(富士通)福島千里(北海道ハイテクAC)佐野夢加(都留文科大職)の候補メンバーでオープン参加したが44秒39にとどまり、五輪出場に向けて持ちタイムを上げることはできなかった。

 リレー種目の五輪出場権は、国際陸連が7月3日に発表するランキングで上位16カ国・地域に与えられる。6月25日発表の最新ランキングで日本は12位にいる。

 29日は男子1600メートルリレーに日本が出場する。

 ▼福島千里の話 バトンで大きなミスはなかったのに、タイムが出ていないのは問題。個人個人の走力がまだまだかなという感じがある。

 ▼土井杏南の話 後半もあまり(スピードが)落ちることなくできたのは良かったが、まだまだなので走力をしっかり上げる必要があると思う。

 ▼佐野夢加の話 記録にはがっかり。バトンパスは練習でいいタイミングをつかめてきているので、それを本番でもできるようにしたい。

 ▼高橋萌木子の話 もう少しお互いの走力を無駄にしないようなバトンパスができれば、もっとタイムを上げられると反省した。(共同)

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