白鵬 史上10位 横綱在位30場所に 妙義龍 兵庫出身21年ぶりの新小結

[ 2012年6月25日 11:04 ]

 日本相撲協会は25日、大相撲名古屋場所(7月8日初日・愛知県体育館)の新番付を発表し、妙義龍が新小結に昇進して東に就いた。

 兵庫県出身の小結誕生は1991年夏場所の貴闘力以来21年ぶり、日体大出身では2004年春場所の垣添に次いで2人目。

 一人横綱14場所目の白鵬は、羽黒山と並んで史上10位の在位30場所。大関陣は稀勢の里が昇進4場所目で初の東の正位に座った。この他、東は把瑠都と、小錦に並んで史上5位となる在位39場所の琴欧洲。西は琴奨菊、日馬富士、鶴竜の順。

 西前頭7枚目の先場所に37歳8カ月で史上最年長初優勝した旭天鵬は東前頭筆頭にとどまった。1場所15日制が定着した49年夏場所以降で19度(18人)ある平幕優勝のうち、翌場所も平幕だったのは61年名古屋場所の佐田の山以来で2度目。

 関脇は2場所連続の豪栄道が東で、先場所に優勝決定戦で敗れた栃煌山が9場所ぶりに復帰して西に座った。西小結は関脇から落ちた豊ノ島。

 新入幕がいなかったのは昨年初場所以来。新十両はモンゴル出身の2人で、貴ノ岩は貴乃花親方(元横綱)が04年2月に部屋を創設してから初の関取。鬼嵐は外国出身力士として最も遅い、初土俵から所要71場所で昇進した。

続きを表示

2012年6月25日のニュース