藍126位で今季初予選落ち「距離感つかめなかった」

[ 2012年6月24日 06:00 ]

第2ラウンド、8番でパットのラインを読む宮里藍

USLPGAツアー マニュライフ・ファイナンシャル・クラシック第2日

(6月22日 カナダ・オンタリオ州ウォータールー グレーサイロGC=6354ヤード、パー71)
 第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、第1ラウンドで97位と出遅れた宮里藍(27=サントリー)は第2ラウンドも75と崩れ、通算7オーバーの126位で今季初の予選落ちとなった。11位で出た上田桃子(26=フリー)は73とスコアを落とし、68と伸ばした金子絢香(22=フリー)とともに、通算1アンダーで45位。片平光紀(22=フリー)は宮里と同じく通算7オーバー。トップは通算9アンダーの朴仁妃(23=韓国)。

 宮里は初めてのコースを、最後までつかめなかった。「好きなタイプなのに、グリーンによって軟らかさが違って距離感がつかめなかった。ショットも微妙にタイミングのずれがあった」と苦しい胸の内を明かした。第2ラウンドの17番パー3では、第1打をハザード区域に入れてダブルボギー。シーズン開幕から好調を維持してきたが、今大会は精彩を欠いたまま今季初めて予選落ちした。

 3週前のショップライト・クラシックで腰痛を発症。6位に入った全米女子プロ選手権の後も痛みが引かず、空き週だった前週は休養に充てた。それでも「休めたおかげで腰は良くなったが、こういう結果になってしまった」と表情に暗さはない。2週間後には全米女子オープンが控えるだけに「この2日間を振り返って修正するべきところもいくつかあるので、そこをしっかり来週までには間に合わせたい」と巻き返しを誓った。

 ▼126位・片平光紀 自分の思ったプレーができなくて、ちょっと悔しい思いをした。1Wはいつもフェアウエーキープができるのに、何回かラフに入れてしまって。(米ツアー・デビューした元女子アマチュア世界ランク1位)

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2012年6月24日のニュース