遼6オーバー予選落ち 悔しい“最終戦”

[ 2012年6月24日 06:00 ]

第2ラウンド、1番でアプローチショットを放つ石川遼

USPGAツアー トラベラーズ選手権

(6月23日 米コネティカット州クロムウェル TPCリバーハイランズ=6841ヤード、パー70)
 第2ラウンドは雷による中断で77選手が競技を終えられず、23日に残りが行われた。初日121位と出遅れた石川遼(20=パナソニック)は3ホール目からプレーを再開したが、4番パー4でダブルボギーを叩くなど72とスコアを伸ばせず通算6オーバーでホールアウト。今田竜二(35=フリー)も通算4オーバーに終わり、いずれも予選落ちが確実となった。

 初日にショットが乱れて大きく出遅れた石川にとって、第2ラウンドは猛チャージが必要だった。ところが、2日目は雷鳴がとどろく中でのプレーとなった。2番パー4はフェアウエーからの第2打をグリーン奥へ外して、ボギーが先行した。続く3番のティーショットを打ち終わったところで競技中断のサイレンが鳴り、結局翌日にサスペンデッドとなった。

 これを悪い流れを断ち切るきっかけとしたいところだったが、日付が変わっても流れは変わらなかった。4番パー4ではグリーン周りのミスから4オン2パットのダブルボギー。さらに、10番でも3パットのボギーを叩いた。12、13番で連続バーディーを奪ったものの、通算6オーバーに終わり予選通過はならなかった。米ツアー5連戦の締めくくりはあらためて石川に課題を与えることになった。

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2012年6月24日のニュース