石川遼 5打差15位スタート 藤田、高山、谷口は出遅れ

[ 2012年6月15日 11:36 ]

第1ラウンド、ティーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープンが米サンフランシスコのオリンピックC(7170ヤード、パー70)で14日、開幕。石川遼は71にまとめ、15位だった。変則的な9番スタートで、最初のホールでバーディーを奪ったが終盤に2ボギーをたたいた。

 藤田寛之は75で74位、高山忠洋は77で109位、谷口徹は78で125位。

 マイケル・トンプソン(米国)が66をマークしてトップ。4度目の優勝を狙うタイガー・ウッズ(米国)ら5人が3打差の2位で追う。下肢に障害があり電動カートを使ってラウンドしたケーシー・マーティン(米国)は74、昨年覇者のロリー・マキロイ(英国)は77、マスターズ・トーナメント覇者のバッバ・ワトソン(米国)は78と崩れた。

 ▼石川遼の話 かなり緊張したが、体調とショットの状態が良かったので、どこまで緊張してもこれまでの練習の成果と現時点の実力は出せると思っていた。やり切ったので順位に関係なく、このゴルフ場で通用できたという気持ち。楽しかった。

 ▼藤田寛之の話 ティーショットが悪く、ドライバーでフェアウエーに打ったのは1度だけ。完全に全米オープンのコースにやられた。でも、きょうのショットでは、このスコアがベストだったと思う。

 ▼高山忠洋の話 半分近くボギーだから頭がうまく使えていない。コースが狭くて自分のダイナミックなゴルフができなかった。最後は長いパットが入ってパー、あれでなんとか気分良く帰れる。(2日目は)意地をみせたい。

 ▼谷口徹の話 グリーンが硬くて、絶対にバーディーチャンスにつかない。1個はバーディーが欲しいから、必死にやったけど、それでも取れなかった。2日目も自分のゴルフをするしかない。

 ▼タイガー・ウッズの話 ようやくメジャーで、すべてがかみ合った。自分の戦術通り、いいプレーができたし、興奮している。1アンダーは十分うれしい。風向きが変わる中で、しっかりクラブ選択ができた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月15日のニュース