バレー男子日本、勝って五輪へ望みつなぐ

[ 2012年6月9日 22:20 ]

<日本・プエルトリコ>第1セット、ブロックする(奥左から)宇佐美、松本、米山

 バレーボールのロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選男子大会第6日は9日、東京体育館で行われ、日本はプエルトリコに3―1で逆転勝ちし、4勝2敗の勝ち点11で4位を保って2大会連続五輪出場の可能性を残した。日本は10日の最終戦でアジア選手権覇者のイランと対戦する。

 セルビアがイランに快勝し、6連勝の18点で1位を決め、五輪出場権を獲得した。残り一つのアジア枠の争いは、勝ち点12のオーストラリアと11のイラン、日本、中国に絞られた。

 日本は動きの悪かった第1セットを22―25で落としたが、その後は清水、福沢(ともにパナソニック)らの活躍と相手ミスにも助けられ、3セットを連取した。

 ▼植田辰哉・日本監督の話 第1セットは硬かったが、選手が我慢して勝ち点3を取ってくれた。攻撃は宇佐美を中心に機能した。(10日のイラン戦は)しっかりと戦って勝って喜びを分かち合いたい。

 ▼清水邦広の話 みんなで助け合えてプレーできた。ここまできたら全力で最後までプレーするしかない。チーム一丸で頑張る。

 ▼福沢達哉の話 序盤は動きが悪かったけど、チーム全員で勝てた。自分のミスが多かったので次はちゃんとしたい。

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2012年6月9日のニュース