ナダル 雨天中断なんのその!史上最多7度目Vに王手

[ 2012年6月9日 06:00 ]

全仏オープン男子シングルス準決勝、第6シードのD・フェレール(左)に健闘を称える第2シードのR・ナダル

全仏オープンテニス第13日

(6月7日 ローランギャロス)
 男子シングルス準決勝が行われ、史上最多の7度目の優勝を狙う第2シードのラファエル・ナダルが第6シードのダビド・フェレールとのスペイン勢対決を6―2、6―2、6―1で快勝し、3年連続で決勝に進出した。第2セット途中に約1時間の雨天中断があったが、再開後もナダルがストロークで圧倒した。7日の女子シングルス準決勝は第2シードのマリア・シャラポワ(ロシア)と第21シードのサラ・エラニ(イタリア)が勝ち上がり、9日の決勝で対戦する。

 6試合全てストレート勝ちで決勝に進出したナダルは「フェレールは友達だが、ベストを尽くした。最高の試合だ」と盤石の強さに胸を張った。3連覇を達成すれば、優勝回数で男子ではビョルン・ボルグ(スウェーデン)の6度を超え、女子最多のクリス・エバート(米国)の7度に並ぶ。偉業が懸かる決勝に向け「秘策はない。一生懸命プレーをして、楽しむ」と平常心を強調した。

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