崖っぷち男子バレー 前主将・荻野がエースにエール

[ 2012年6月9日 06:00 ]

 2大会連続の五輪出場にわずかな希望をつないでいるバレーボール男子日本代表は9日、世界最終予選兼アジア予選でプエルトリコと対戦する。

 8日は都内で軽い調整を行い、エース清水邦広(25=パナソニック)に力強い激励の言葉が届いた。この日、北京五輪予選で4大会ぶりの突破に導いた主将の荻野正二・現サントリー監督から「チーム一丸になって頑張ってください。絶対出場権は獲れます」とメールをもらった。

 アジアの1枠をめぐって厳しい戦いが続いているが、日本は現在アジア5カ国中で3位。自力突破がない中、残り2戦全勝して、あとは運に任せるしかない状況だ。清水は前主将のエールを胸に「チームは一丸となって戦えている。もう一度奇跡を信じて戦いたい」と大逆転での獲得を誓った。

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2012年6月9日のニュース