遼 出遅れ…首位に6打差、元気なし「うまくいかなかった」

[ 2012年6月9日 06:00 ]

第1ラウンド、4番グリーンでバーディーパットのラインを読む石川遼

USPGAツアーセントジュード・クラシック

(6月7日 米テネシー州メンフィス TPCサウスウインド=7239ヤード、パー70)
 石川遼(20=パナソニック)は2バーディー、4ボギーの72で、首位と6打差の64位と出遅れた。1番で第1打を右に曲げ、3試合連続で初日のスタートホールにミス。その後もショットに精彩を欠いた。今田竜二(35)も5オーバーの126位と大きく出遅れ。ジェフ・マガート(48=米国)とジョン・メリック(30=米国)が66でトップに立ち、ロリー・マキロイ(23=英国)が2打差の7位につけた。

 石川は三たび同じ過ちを犯した。1番の第1打。右へ大きく曲げてボギー発進。2番ですぐに6メートルを沈めてバーディーを取り返したものの、3番の第2打で池に入れるなど、最後までリズムに乗れなかった。5月下旬のクラウンプラザ招待から始まった今遠征では、3戦連続で初日のスタートホールで大きなミス。「(9位だった)先週に体力を使ったな、という感じがあった。初日の入り方がうまくいかなかったな、と体の切れ(の悪さ)で思いました」とうなだれた。

 ショットも振るわずフェアウエーキープ率は28・6%、パーオン率は50%に低迷した。ラウンド後は、アプローチに重点を置き、約2時間の練習を行った。64位と出遅れたとはいえ、首位とは6打差でだんご状態。「ショットが良くなれば…」と必死に前を向いた。

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2012年6月9日のニュース