坂田氏 日本人初のラグビー殿堂入り「本当に名誉なこと」

[ 2012年6月5日 17:59 ]

大体大監督の坂田好弘氏

 日本ラグビー協会は5日、元日本代表の名ウイングで関西協会会長、大体大監督の坂田好弘氏(69)が国際ラグビーボード(IRB)の殿堂入りメンバーに選ばれたと発表した。日本人の殿堂入りは初めて。同日、名古屋市瑞穂ラグビー場で「本当に名誉なこと。一生懸命やった結果とすれば、ラグビーに感謝したい」と喜びを語った。

 坂田氏は京都・洛北高から同大を経て近鉄でプレー。1968年には日本代表の一員として、ニュージーランドのオールブラックス・ジュニア戦で4トライを挙げ、歴史的勝利に貢献したことで高い評価を受けた。ニュージーランドのカンタベリー州代表などでも活躍した。日本代表キャップは16。

 IRBの殿堂入りは坂田氏で51人目となった。

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2012年6月5日のニュース