李娜 連覇の夢ついえた…格下142位に逆転負け

[ 2012年6月5日 06:00 ]

女子シングルス4回戦で逆転負けした李娜

全仏オープンテニス第9日

(6月4日 ローランギャロス)
 女子シングルス4回戦で昨年覇者で第7シードの李娜(中国)が、世界ランキング142位のヤロスラワ・シュウェドワ(カザフスタン)に6―3、2―6、0―6で敗れる波乱があった。男子シングルス4回戦では第6シードのダビド・フェレールがマルセル・グラノリェルスとのスペイン勢対決を制し、4年ぶりのベスト8。第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)もスタニスラス・ワウリンカ(スイス)を下し、初の8強入りを決めた。

 2連覇を狙った李娜の夢は4回戦でついえた。世界ランク142位ながらも一昨年には自己最高の29位だった実力者のシュウェドワに逆転負け。バックのリターンがネットにかかって敗退が決まると、暗い表情で足早にコートを後にした。第2セットに入ってからはサーブの確率が落ち、ショットのミスを連発した。2連覇について「プレッシャーはない。テニスを楽しむだけ」と強調していたが、あっけない敗退だった。

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2012年6月5日のニュース