相撲協会、功労金なしに…親方衆は名跡継承の推薦権求める

[ 2012年5月24日 20:04 ]

 日本相撲協会は24日、東京・両国国技館で開いた理事会で、公益財団法人認定に向けた組織改革を協議し、将来的に協会管理とする年寄名跡について、協会が名跡を引き取る際に親方へ支払うとしていた「特別功労金」を給付しない方向で検討することを確認した。親方衆からは功労金の代わりに、名跡の後継者を推薦する権利を求める声が強い。

 関係者によると、全親方らで構成する18日の評議員会で、名跡継承者を推薦できる権利を主張する意見が続出。その上で特別功労金を発生させない方針を選択した。24日の理事会前に開いた公益法人制度改革対策委員会でも、その方向で話し合われた。

 推薦する権利が生じることで従来のような個人間の金銭授受が継続する懸念はあるが、同対策委は授受が発覚した親方に角界追放処分を科すなど、厳しい罰則の導入で防止することを討議している。

 相撲協会の八角広報部長(元横綱北勝海)によると、赤字体質が続く協会の現状を憂慮する親方衆から財政的な負担についての不安の声も出ていた。

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