元十両・星風の解雇は有効…東京地裁、八百長を認定

[ 2012年5月24日 16:19 ]

請求が退けられ、記者会見する大相撲元十両星風のボルド・アマラメンデ氏

 大相撲の八百長問題で解雇された元十両星風のボルド・アマラメンデ氏(28)=モンゴル出身=が、日本相撲協会を相手に力士としての地位確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁の渡辺弘裁判長は24日、八百長があったと認め、解雇は有効として請求を退けた。

 昨年2月に発覚した八百長問題で解雇の是非をめぐる司法判断は初めて。八百長への関与を一貫して否定しているアマラメンデ氏は控訴の方針。判決後に記者会見し「納得いかない。最後まであきらめない」と話した。

 協会の特別調査委員会は、対戦相手の元千代白鵬と仲介役だった元恵那司の供述からアマラメンデ氏の関与を認定し、解雇の根拠とした。渡辺裁判長も2人の供述は信用できると判断し、その上で処分の妥当性を検討。

 「国技と称される相撲の最高水準である本場所で八百長をしたことは、協会の存立基盤に影響し、信頼関係を大きく損ねた」と指摘し、解雇処分が重すぎるとは評価できないと述べた。

 判決によると、特別委は昨年初場所の元千代白鵬との取組で、八百長があったと認定。アマラメンデ氏は昨年4月11日に協会から引退勧告を受けたが、2日後の期限までに引退届を提出せず、同14日に解雇された。

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