37歳・旭天鵬が最高齢初V!平幕同士の優勝決定戦制した

[ 2012年5月20日 17:46 ]

優勝決定戦で栃煌山を破り初優勝を果たし、支度部屋で抱き合って喜ぶ旭天鵬
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所千秋楽は20日、両国国技館で行われ、西前頭7枚目の旭天鵬=友綱部屋=が史上初となる平幕同士の優勝決定戦で東前頭4枚目の栃煌山をはたき込みで破り、初優勝を果たした。

 37歳8カ月の旭天鵬は豊国の35歳6カ月を大きく更新し、昭和以降、最年長での初優勝となった。また、初土俵から所要121場所、新入幕から86場所は、貴闘力の103場所、58場所を抜いて1909年以降で最も遅く、平幕優勝は01年秋場所の琴光喜以来11年ぶりと記録ずくめの優勝となった。

 大関琴欧洲が休場したため、優勝争いは3敗の栃煌山、稀勢の里、旭天鵬の3力士に絞られて迎えた千秋楽。旭天鵬は豪栄道に勝ち、栃煌山も琴欧洲に不戦勝。稀勢の里は把瑠都に敗れて4敗目を喫し、決定戦に進めなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年5月20日のニュース