花籠親方 部屋を閉鎖「思うようにいかなかった」

[ 2012年5月20日 06:00 ]

 夏場所後に経営難などで部屋を閉鎖する花籠親方(元関脇・太寿山)が19日、東京・両国国技館で会見し、「2、3年前から新弟子の獲得が難しく、思うようにいかなかった」と説明した。

 20日に転籍届を協会に提出し24日の理事会で承認されれば、同親方や所属力士8人に行司ら13人が同じ二所ノ関一門の峰崎部屋に移籍する。花籠部屋は横綱・初代若乃花や横綱・輪島ら名力士を輩出。85年に花籠親方(元横綱・輪島)が年寄名跡を借金の担保にしたことが発覚し廃業、閉鎖。92年に現師匠が二子山部屋から独立し再興した。

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