宮里藍　１回戦敗退　格下１６６位の選手に逆転負け

１回戦、16番でチップショットで寄せる宮里藍

ＵＳＬＰＧＡツアー　サイベース・マッチプレー選手権第１日

（5月17日 米ニュージャージー州グラッドストーン　ハミルトンファームＧＣ＝６５８５ヤード、パー７２）
　宮里藍（２６＝サントリー）は世界ランク１６６位のマリアホ・ウリベ（２２＝コロンビア）に２ダウンで敗れて１回戦で姿を消した。格下相手にショット、パットともに精彩を欠いて、終盤に逆転を許した。宮里美香（２２＝ＮＴＴぷらら）もナタリー・ガルビス（２９＝米国）に１ダウンで敗れた。

　宮里はウリベの勢いに対抗しきれなかった。序盤の劣勢を中盤で盛り返したものの、最後は相手のパワーに押されて競り負けた。「マッチプレーの面白いところでもあるけれど今回は裏目に出た。次がないのが残念」。ウリベはツアー未勝利とはいえ、１Ｗの平均飛距離は約２７０ヤードという飛ばし屋。「気持ちいいぐらいにグリーンが読めていましたね」と脱帽したように、宮里が得意とするショートゲームでも主導権を握れなかった。ベスト８まで進出した昨年とは違い、今年の大会はわずか１日で終戦。「余分に３日間も休みができたので、しっかりと休んで次に備えたい」と次戦のショップライト・クラシック（６月１日開幕）へ気持ちを切り替えた。