ボート最年少五輪代表の18歳榊原「実感ない」

[ 2012年5月16日 18:09 ]

 ボート女子シングルスカルの日本勢で史上初の五輪出場を決めた早大1年の榊原春奈(18)が16日、東京都内で記者会見し、高校から競技を始めてわずか3年でロンドン五輪の大舞台に立つことに「まだ実感がわかない。自分はチャレンジャー。どこまで通用するか、食らいつきたい」と笑顔を交えながら抱負を語った。

 日本ボート協会によると、史上最年少の五輪代表。身長183センチの恵まれた体格を生かした大きなストロークが持ち味で、4月の五輪アジア予選で堂々の1位となった。父親の章浩さん、母親の由紀子さんともボートで国際大会に出場したトップ選手だったという期待の新星は、スタートとラストのスプリント力を課題に挙げ「焦ることなく、やるべきことをやっていく」と意欲的だった。

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2012年5月16日のニュース