昨年惜敗も遼くん「コースとの相性はいい　不安はない」

とおとうみ浜松オープン開幕を前に、最終調整する石川遼

　１７日開幕の男子ゴルフ、とおとうみ浜松オープンに出場する石川遼らが１６日、静岡県グランディ浜名湖で最終調整を行なった。

　昨年プレーオフで敗れた石川は「コースとの相性はいい。昨年あれだけ（パットが）入ってくれたグリーン。不安はない」と自信を見せた。

　前週の日本プロ選手権で、右手を上にするクロスハンドでパットしたが予選落ち。今大会は通常の順手の握りに戻す。「以前に順手でやっていた時より格段に良くなった」と手応えを得ている。

　この大会後は米ツアーを転戦する予定で「米国でどこまでできるか、かけたい」と来季のシード権獲得を目標に掲げる。最新の世界ランキングは５８位。５月２１日時点で同６０位以内に入れば出場資格を得る全米オープン（６月１４日開幕）についても「出場できるなら、それに向けても良くしていきたい」と話した。