石川遼 試行錯誤…パットを順手に戻す

[ 2012年5月16日 06:00 ]

コーチの父・勝美さんが見つめる中、パターの練習をする石川遼

 男子ゴルフのとおとうみ浜松オープンは17日に静岡・グランディ浜名湖GCで開幕する。石川遼(20=パナソニック)は15日、会場入りして雨の中、ショット、パットに約1時間半の調整を行った。

 パッティングに試行錯誤を続けていた石川が順手に戻すことを決めた。予選落ちした先週の日本プロ選手権では手首を返す癖を矯正する意味もあってクロスハンドにしていたが、この日は順手で練習。「フェースの開閉が少なくなった。手首を使わなくなった。フォローが低い位置で収まるようになった」と3点を挙げて矯正効果があったことを口にした。

 この大会は昨年は2位で「グリーンとの相性がいい」と自信を見せる。目標とする全米オープン出場は大会後に発表される世界ランクで60位以内に入ることが条件。現在は58位とあって「今週自分が良いプレーをすればランクも上げられる。そこはすっきりしている」と優勝争いを誓った。

続きを表示

2012年5月16日のニュース