西山将 決勝敗退も初代表入り 篠原監督は金星評価

[ 2012年5月14日 06:00 ]

柔道全日本選抜体重別選手権兼ロンドン五輪代表最終選考会最終日・男子90キロ級決勝 ●西山将 優勢 加藤○

(5月13日 福岡国際センター)
 世界ランク2、3、4位とそろった男子90キロ級は、五輪出場権のない加藤に決勝で敗れた西山将が初代表に。

 篠原監督は「やはり(世界1位の)イリアディス(ギリシャ)に勝ったのが大きい」と1月のマスターズでの金星を理由に挙げた。西山将は「決勝で負けて“終わった”と思っていたので、自分が一番びっくりした」と苦笑いしたが「技術面もハートも成長して金メダルを目指したい」と気持ちを切り替えていた。

 ◆西山 将士(にしやま・まさし=男子90キロ級)昨年のグランドスラム東京大会、今年のマスターズ大会優勝。講道館杯全日本体重別選手権4連覇。世界選手権の出場はない。世界ランク3位。得意は大外刈り。国士舘大出、新日鉄。1メートル79。26歳。山口県出身。

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