ダーレオーエンさん急死で再検討も 高地合宿予定通り

[ 2012年5月9日 06:00 ]

 日本水泳連盟は8日、千葉県習志野市で理事会を開き、6、7月のロンドン五輪日本代表選手の高地合宿を当初の計画通りに実施することを決めた。

 昨年の世界選手権男子100メートル平泳ぎ王者のアレクサンドル・ダーレオーエンさん(享年26、ノルウェー)が米アリゾナ州フラッグスタッフの高地合宿中に急死したことを受けて、実施を再検討していた。泉正文専務理事は「死因が特定できない上に、選手から強く参加したいという希望がある」と説明した。今後は選手に低酸素状態での心電図や心エコーの検査を義務づけ、合宿には医師を帯同する。

続きを表示

2012年5月9日のニュース