日本陸連 ロンドン近郊に前線基地確保 高地合宿も予定通り

[ 2012年5月7日 21:33 ]

 日本陸連がロンドン五輪に出場する男女マラソンの前線基地をロンドン近郊に確保し、7月に直前合宿を実施する方針であることが7日、分かった。故障者の続出で惨敗した前回北京五輪の反省を踏まえ、情報の共有などを徹底する初の試みとなる。

 これまで日本陸連は各選手の陣営に最終調整を任せてきたが、強化関係者は「気候や環境に慣れ、各選手の体調を確認した上でロンドンに乗り込みたい」と狙いを説明した。

 また、女子マラソン代表の3選手が米国の高地で6月から行う合同合宿を予定通り実施する方針を確認した。競泳のアレクサンドル・ダーレオーエン選手(ノルウェー)が高地合宿中に急死したことを受け、日本水連は今後の高地合宿の予定を再検討している。

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2012年5月7日のニュース