代表候補不在も 男子パナソニック3冠達成

[ 2012年5月7日 06:00 ]

FC東京を破り三冠を達成し大喜びのパナソニックパンサーズ

バレーボール全日本男女選抜大会最終日 パナソニック3-0FC東京

(5月6日 大阪市ボディメーカーコロシアム)
 決勝を行い、男子はパナソニックが初めて決勝まで進んだFC東京を3―0で下した。優勝は2年ぶり11度目でプレミアリーグ、全日本選手権を合わせて3冠。女子はJTが3冠を目指した東レを3―1で退け、2年連続2度目の優勝を果たした。最高殊勲選手は男子が川村慎二(パナソニック)で4年ぶり2度目の受賞。女子は位田愛(JT)が初めて選ばれた。

 日本代表候補を欠くパナソニックは“残留組”が底力を発揮して3冠達成。危なげなく優勝をもぎ取り、南部監督は「最高の結果で終われた。選手を褒めてあげたい」と充実感たっぷり。つなぐバレーでFC東京を追い詰めた。サーブや強打を粘り強く拾い、勝負どころで川村やアウベスがスパイクを決めた。大会直前の練習試合で大敗した相手だけに、川村は「持ち味のバレーができた」と満足げだった。

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2012年5月7日のニュース