姜監督退任も 功績大きいがリオ五輪は新指揮官指導か

[ 2012年5月7日 06:00 ]

ホッケーロンドン五輪世界最終予選最終日 日本1-2南アフリカ

(5月6日 岐阜グリーンスタジアム)
 日本代表の姜建旭監督が退任する可能性が高くなった。シドニー五輪銀メダリストの指揮官は1年前に就任し、ウエートトレーニングを積極的に取り入れフィジカルを向上させた。協会幹部は「検証はこれから」と前置きしたうえで、「五輪出場権を獲れなかった点は大きい」と話した。

 近く1年の契約期間を満了することもあり、リオデジャネイロ五輪への挑戦は新しい指揮官に託されることになりそうだ。

 ≪1年前監督交代人事で現場混乱≫日本協会は男子の低迷を受け、09年にオランダ人のアイクマン氏を監督に招へいした・しかし、10年広州アジア大会の成績不振で解任し約1年前に姜氏を後任に据えた。前監督は短期間で好結果は残せなかったが、その明快な理論や技術指導は好評だった。敗戦後、ある選手は「あの監督に教わることができないなら代表でやる価値がないと言って去った選手もいる」と監督人事がチームに混乱をもたらしたことを明かした。

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2012年5月7日のニュース