プレーオフ制した アンが2年連続V、藍は10位終戦

[ 2012年5月6日 15:42 ]

優勝し、トロフィーを手に笑顔のアン・ソンジュ

 女子ゴルフツアーのワールド・レディース・サロンパス・カップ最終日は6日、茨城県茨城GC(6649ヤード、パー72)で行われ、24歳のアン・ソンジュ(韓国)が通算8アンダー、208で並んだ朴仁妃(韓国)モーガン・プレッセル(米国)とのプレーオフを制し、2年連続2度目の優勝で賞金1800万円を獲得した。生涯獲得賞金は55試合目で3億円を突破、宮里藍の57試合を更新して史上最速となった。

 日米両ツアーでの連続優勝を狙った宮里藍は73と伸ばせず、通算3アンダーで10位に終わった。

 国内四大大会初戦は終盤に強風が吹き、上位がスコアを乱して混戦となったが、2年連続賞金女王アンは3バーディー、3ボギーの72とまとめた。

 日本勢の最上位は69と健闘した宮里美香で、通算5アンダーの7位。前週優勝の有村智恵は79と崩れ43位に終わった。

 ▼アン・ソンジュの話 開幕戦から成績が良くなくて、苦労したシーズンの始まりだった。今は胸がいっぱい。(プレーオフ第2打は)心臓の音が聞こえるくらい緊張し、木もかかっていたが、自信を持って打つことができた。

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2012年5月6日のニュース