鶴見 意地見せた!4位浮上で代表入り決める

[ 2012年5月6日 06:00 ]

体操NHK杯女子段違い平行棒で演技をする鶴見

体操NHK杯最終日

(5月5日 東京・国立代々木競技場)
 全日本選手権7位と代表圏外からNHK杯の2日間で4位に浮上した鶴見は「全日本後は大丈夫かなと思った。ホッとしました」と話していた。

 1月に左手甲を亀裂骨折し、3月から日体大で練習を始めた時は「通せる種目が一つもなかった」(瀬尾コーチ)という。落選の危機を2カ月で立て直した元エースは「チームに迷惑かけないように練習したいです」と話していた。

 ▼美濃部ゆう (10年に)肋骨を疲労骨折した時は、体操をやめようと思った。北京五輪は出るだけで精いっぱいだったけど、精神的に強くなったと思う。(2大会連続代表。平均台で14・900点をマーク)

 ▼新竹優子 段違い平行棒でミスがあって出遅れたけど、そこからやるしかないと開き直った。五輪経験者としてチームを引っ張っていきたい。

 ▼寺本明日香 夢のようで信じられない。段違い平行棒の前に緊張で両腕の肘から先がしびれた。その中で大過失をしなかったのは、五輪への自信になった。

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2012年5月6日のニュース