池ポチャ2回も堂々 遼、中井貴一から刺激受け好発進

[ 2012年5月6日 06:00 ]

<THE LEGENDチャリティープロアマトーナメント初日>9Hグリーン、石川遼(左)は中井貴一とゴルフを楽しむ

ザ・レジェンド・チャリティープロアマトーナメント第1日

(5月5日 麻倉ゴルフ倶楽部=プロ6941ヤード、シニア、アマ6489ヤード、パー72)
 プロ、著名人が参加して行われる大会で、同組の俳優・中井貴一(50)から刺激を受けた石川遼(20=パナソニック)が、69で回り6位につけた。アマチュアの松山英樹(20=東北福祉大3年)は成績がつかないものの、67の好スコアをマーク。近藤共弘(34=フリー)、室田淳(56=サメジマコーポレーション)が65で首位に並んでいる。

 石川が中井に目を奪われたのは16番パー3だった。池に2度入れながらも胸を張る姿に「凄い堂々としていた。格好良いと思いました」と感心した。石川はミスに対して体で怒りを表現することもあるが、「これが人生」と中井は失敗しても動じない。結果を冷静に受け止めることがゴルフには必要なだけに「これからはミスしても中井さんのように堂々としたい」と話した。

 大物俳優に刺激を受け、9番パー5では右のバンカーから残り235ヤードの第2打を2メートルにつけてイーグルも奪った。最終18番では第1打を右林に打ち込むミスも、枝と枝の間を抜くスーパーショットでグリーンまで運びきっちりパーセーブ。69でまとめた。今大会はツアー外競技とはいえ、次週の日本プロ(10日開幕、栃木・烏山城CC)に向けても重要となる。「勝てる準備をしたい」と意気込んだ。

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2012年5月6日のニュース