ウッズ ボールをファンが持ち去り“救済”も予選落ち

[ 2012年5月6日 06:00 ]

 米男子ゴルフツアーのウェルズ・ファーゴ選手権は4日、北カロライナ州シャーロットのクウェイルホロー・クラブ(7469ヤード=パー72)で第2ラウンドを行い、タイガー・ウッズ(36=米国)は通算1オーバー、144の75位で2年前に続いて予選落ち。プロになって初めてとなる同一大会2度目の予選落ちを喫した。今田竜二(35)は141の34位で決勝ラウンドに進出。64で回ったニック・ワトニー(31=米国)が132で首位に立っている。

 パー5の5番。第2打を左の林に打ち込んだウッズのボールが消えてしまった。競技委員はギャラリーの誰かが持ち去ったと判断して無罰でのドロップを許可。2バーディー、3ボギーに終わった第2ラウンドにはこんな珍プレーも含まれていた。しかし“救済”は生かされず、07年に優勝している大会でカットラインに1打足りずに通算8度目の予選落ち。「好きなコースなはずなのに、ここ2日間は何もできなかった」と精彩を欠いたまま姿を消した。

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2012年5月6日のニュース