元大関・魁皇の浅香山親方 内弟子第1号デビューへ

[ 2012年4月23日 06:00 ]

浅香山親方(中央)の初めての内弟子となった尾方(左)と萩原(右)

 大相撲夏場所(5月6日初日、両国国技館)で元大関・魁皇の浅香山親方(39)の内弟子第1号がデビューすることが22日、分かった。この日までに同親方がスカウトした尾方俊浩(18)と萩原頌胆(しょうた、15)が友綱部屋に入門。27日の新弟子検査を受け、夏場所で初土俵を踏む。

 現在、友綱部屋の部屋付親方の浅香山親方は「初めて自分が連れてきた子供たち。友綱部屋で学んだことを教えていきたい」と話した。将来的には独立して師匠となる方針で、内弟子獲得はその第一歩となる。

 2人とも相撲経験者で生粋の魁皇ファン。熊本県人吉市出身の尾方は「まずは1勝することを目標に頑張って稽古したい」。新潟県佐渡市出身で中学時代の全国大会で32強の萩原も「魁皇さんの元で力士になりたい」と意気込んだ。

続きを表示

2012年4月23日のニュース