高橋が男子制し日本首位!ペアの高橋組も1位発進

[ 2012年4月20日 20:48 ]

男子を制した高橋大輔のフリー

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦第2日は20日、東京・国立代々木競技場で行われ、前回3位で初優勝を狙う日本が男子を制した高橋大輔(関大大学院)らの活躍で暫定首位をキープした。

 世界選手権銀メダルの高橋はトップだったショートプログラム(SP)に続いてフリーでも4回転ジャンプに成功し、自己ベストを更新する世界歴代2位の合計276・72点をマークした。世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が260・46点の2位、小塚崇彦(トヨタ自動車)は6位だった。

 ペアSPは世界選手権銅メダルの高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組が64・92点で首位発進。アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)は6位に終わった。

 参加は6カ国。男女に各2人、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計を争う。最終日の21日はペアと女子のフリーを実施する。

 ▽高橋大輔の話 最後に気持ちよく滑れてうれしい。今季は自信を取り戻したシーズン。来季は今日の得点にふさわしいスケーターになることが必要となる。

 ▽パトリック・チャンの話 勝つときもあれば、負けるときもある。ダイスケ(高橋)は明言していた(4回転成功の)目標を達成してすごい。(共同)

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