遼 苦悩の32パット…使用パター迷い81位出遅れ

[ 2012年4月20日 06:00 ]

<つるやオープン第1日>2番、浮かない表情でラインを読む石川

男子ゴルフツアー つるやオープン第1日

(4月19日 兵庫県川西市 山の原ゴルフクラブ山の原コース=6767ヤード、パー71)
 石川が首をかしげたのは前半11番のグリーンを下りる時だった。ファーストパットが2ホール連続で短かった。2週連続でパターを替え今週はL字型でも初めて使うタイプを導入したが、入ってくれない。4番は6メートルから3パットのボギー。合計32パットとグリーン上で苦しみ、3バーディー、5ボギーの2オーバー、81位と大きく出遅れた。

 「(パターのヘッドが)開くミス、右に押し出すパットが多かった。難しさ?特にない。自分のミスです」

 難度が高いとされるL字型を選んだのは、「どんなパターでも技術があれば入る」という信念と、「もっとうまくなりたい」という気持ちからだった。しかし、初日はその向上心が裏目に出た。ラウンド後はすぐさまL字マレット型のエースパターで練習。そのパターに戻すかどうかは「2日目の朝に決めたい」と慎重だが、どちらを使うにせよ、予選落ち危機から脱するにはグリーン上で奮起するしかない。

続きを表示

2012年4月20日のニュース