本人もビックリ!高橋大輔、SPで世界歴代最高点

[ 2012年4月19日 19:05 ]

男子SP 4回転ジャンプを成功させる高橋大輔

 フィギュアスケートの第2回世界国別対抗戦は19日、6カ国が参加して東京・国立代々木競技場で開幕し、初優勝を狙う前回3位の日本は暫定で初日首位となった。男子ショートプログラム(SP)は世界選手権銀メダルの高橋大輔(関大大学院)が4回転ジャンプに成功し、世界歴代最高を更新する94・00点でトップに立った。

 世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が89・81点で2位、2度転倒した小塚崇彦(トヨタ自動車)は73・61点の8位と出遅れた。

 女子SPは世界選手権3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が67・51点の2位、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が63・78点の3位でともに自己ベストをマーク。世界女王のカロリナ・コストナー(イタリア)が69・48点で首位発進した。

 アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)はショートダンスで6位。

 各国とも男女に各2選手、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、最終順位に応じて与えられる得点の合計を争う。

 ▼高橋大輔の話 ジャンプは成功できて良かったが、ステップでぐらついた。思ったよりも点が出過ぎてびっくりした。(自国開催で)おまけかもしれないが、自分にとってプラスだし、来季につなげたい。

 ▼小塚崇彦の話 世界選手権に続いて(4回転を)ミスして悔しい。ジャンプのミスが続いているので(フリーは)最後まで意識を高く持ってやり切り、日本の優勝に貢献したい。

 ▼鈴木明子の話 ミスなく終わって(百点満点で)90点。SPはNHK杯以降うまくいってなかったので、最後の最後にうまくできてうれしい。

 ▼村上佳菜子の話 緊張したが、ノーミスでできて満足。今季はフリーの調子が悪いので、一番いい演技ができればいい。

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