17歳・丹羽がA組1位通過 五輪アジア予選

[ 2012年4月19日 17:35 ]

 卓球のロンドン五輪アジア予選は19日、香港で開幕し、男子の1次リーグA組で17歳の丹羽孝希(青森山田高)が2戦2勝で1位通過を決め、20日からの上位16人によるトーナメント進出を果たした。女子の平野早矢香(ミキハウス)は1次リーグが免除となっており、20日が初戦となる。

 3人によるA組で世界ランキング19位の丹羽は第1試合で381位のタイ選手を4―1で退け、第2試合で321位のベトナム選手を4―2で下した。

 出場枠は男女各七つで、日本は男女ともに獲得すれば3人で戦う五輪団体に出場する条件を満たし、丹羽と平野が五輪代表となる。

 ▼丹羽孝希の話 2試合とも相手は世界ランク300位台の選手だったが、ランク以上に強かった。熱と腹痛で練習ができない日もあったが、明日(20日)からはもっと調子が上がってくると思う。

 ▼宮崎義仁・男子監督の話 五輪予選の戦い方は難しいが、まずまずの滑り出しだと思う。次からはもっと強い相手になるので、向かっていく気持ちで戦えるかが大事だ。(共同)

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2012年4月19日のニュース