鶴竜 先代井筒親方に昇進報告「もろ差しがうまくなりたい」

[ 2012年4月13日 16:02 ]

先代井筒親方の墓前に昇進を報告する新大関鶴竜

 大相撲の新大関鶴竜が13日、東京都台東区の法善寺で師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)の父、先代井筒親方(元関脇鶴ケ嶺)の墓前に昇進を報告した。節目をとらえて年に数度は手を合わせるそうで「これからも頑張っていくので見守ってください」と語りかけたという。

 鶴ケ嶺は「もろ差し名人」と呼ばれ、歴代最多10度の技能賞を獲得した名力士。その技術は現師匠を通じ、現役最多の技能賞7度の鶴竜に伝えられている。直接会った機会は新弟子時代にあいさつした程度だそうだが、今もビデオで先代の取り口を研究。「相撲がうまい人。自分ももう少しもろ差しがうまくなりたい」と語った。

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2012年4月13日のニュース