有力選手が次々と…“オイルマネー”のあおり受けた猫ひろし

[ 2012年4月13日 08:24 ]

 国際陸上競技連盟が、昨年10月にカンボジア国籍を取得して、同国のロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレント、猫ひろし(34)の参加資格を疑問視。カンボジア陸連などに説明を求めていることが12日、分かった。

 国際陸連は今年から国籍変更に関する新規定を設けており、猫のケースはこれに抵触。最悪の場合は五輪出場が認められない可能性も出てきた

 最近の陸上界は中東諸国が潤沢なオイルマネーの力でアフリカの有力選手の国籍を変更させる例が目立ち、規定厳格化は若手選手の青田買い阻止の意図もある。とはいえ、あくまで五輪参加を目標とする猫は、そのあおりを受けた格好だ。

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2012年4月13日のニュース