松山 マスターズは「悔しさ100%。成果はゼロ」

[ 2012年4月12日 06:00 ]

マスターズを終え帰国した松山

 マスターズを戦った松山英樹(20=東北福祉大3年)が11日、成田空港に帰国した。2年連続で決勝進出を果たしたとはいえ、最終日は80を叩いての54位に大泣き。来年の出場権を獲得できる16位には遠く及ばなかったとあって、「悔しさ100%。成果はゼロ」と大会を振り返った。

 米国からの長旅を終えたばかりだが、「予選突破で満足していたら自分のゴルフが停滞する」と言い、取材陣から「今何をしたいか」と聞かれると「練習です。寝ている暇はない」と巻き返しを誓った。25日開幕のアジアと欧州のアマチュア対抗戦、ボナラックトロフィー(ポルトガル)から再始動するが、今後は3年連続のマスターズ出場権獲得が最大の目標。11月のアジアアマチュア選手権(1~4日、タイ)での3連覇を目指す。

 また、同学年の石川の婚約については「おめでとうと言いたい。僕はそういうのはないですけど」と祝福。東北福祉大の阿部監督から「松山は(恋愛話より)まずは履修届が先だから」と突っ込まれると苦笑していた。

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2012年4月12日のニュース